心療内科の選び方で医師との相性が大切な理由

心療内科を選ぶ基準の一つに、担当医師との相性があります。心療内科選びの要素として医師との相性が挙げられる理由は、心療内科が心と体の病を診る科だからです。内科や外科などの診療科では、体に巣くう病を治療するのが仕事。そのため医師に伝える必要がある情報は、体に現れる症状やその症状がいつから起き始めたかなど、体に関わるものが中心です。

しかし、心療内科は体に現れる症状に加えて、その原因となる心の状態にも踏み込んでいく診療科です。そのため心療内科の診察では、日常生活で感じたことや考えたことを医師に伝える必要があります。もし、医師との相性が悪ければ、感じたことや考えたことを伝えにくかったり、ときには正直に伝えた結果、嫌な思いをしたりする可能性があります。したがって、心療内科選びでは医師との相性が重視されるのです。

相性を見極めるときに注意したいポイント

医師との相性を見極める際にまず知っておきたいのが「名医と呼ばれる医師が必ずしもあなたにとっての名医ではない」という事実です。心療内科で扱う病について多くの知見を蓄えている名医であっても、あなたと相性が合わなければ元も子もありません。口コミサイトやSNSでの評判をうのみにせず、実際に診察を受けたときの印象をベースに相性を判断しましょう。

受診時に医師との相性を見極めるときは、あなたが医師に対して感じたことに従うと良いでしょう。話をしていて話しづらさを感じたり、居心地の悪さを感じたりするなら、医師との相性が悪い可能性があります。初診の際は緊張や不安もあるため、正しい判断は難しいかもしれません。しかし、数回通ってもなお上記のような印象が変わらないようなら、医師やクリニックを選び直す選択も視野に入れると良いでしょう。